あじサラダ丼
表参道駅からすぐ。「青山きくまさ」は、おいしいお魚が食べられる
和食のお店。ランチタイムに行くといつも混んでいる。
表参道でランチを取ろうとお店に入ると、
ファッションとか、雑誌・広告関係の
ギョーカイっぽいおじさんをたくさん見ることができます。
毎日見てると、世の中のおじさんはみんなこんな格好なのかと
カン違いしそうになるくらいです。
でも、きくまさには、そうじゃない普通の落ち着いたおじさんがいて、
部下の愚痴とか言ってる。
心が仕事から離れておだやかな気持ちになれます。
今日のランチは「あじサラダ丼」。
サラダ丼、ってあんまりそそられない言葉。
サラダはごはんの上にのせるものじゃないのではと思ってしまうけれど、
ここでのっているのは、
千切りのきゅうりや茗荷、かいわれ大根など
しゃきしゃきと香りのいい野菜たちで、
これらがあじの刺身をおいしくしてくれるのです。
野菜の上にびっしり敷き詰められたあじの上に、
さらにたっぷりの葱としょうが。
酢飯にぷりぷりのあじをのせて、
さまざまな野菜の香りと一緒に食べる。
さっぱりしていて香り高くて、いくらでも食べられます。
小鉢と漬物と、みそ汁がついて1050円。
大きなぶりの照り焼きもさわら西京焼きもおいしそうなんだけど、
ついサラダ丼をお願いしてしまう。
気持ちも胃袋も、なにやら浄化したような気分になれるからかもしれません。